TOPIK特集!試験直前に確認すべき8つのポイント!

TOPIK特集!試験直前に確認すべき8つのポイント!韓国留学・移住

 

あなたはどのように韓国語の勉強をしていますか?筆者は韓国語の勉強を始めて6年が経ちました。勉強する上で大事なのがモチベーションです!モチベーションをあげるため自分がどのぐらいのレベルなのかを知ることが大切だと思います。レベルを知る方法の一つが韓国語の試験ですよね。

そこで今回は独学でTOPIK6級に合格した筆者が、試験直前に確認すべき勉強ポイントを詳しく解説します!

 

TOPIK特集!試験直前に確認すべき8つのポイント!

 

1. TOPIKとは?

まず、TOPIKとは韓国の政府が認定・実施している韓国語の試験で世界70か国以上で実施されています。初級の「TOPIKⅠ」中・上級の「TOPIKⅡ」があります。問題の種類は2種類のみで、それぞれの試験を受け、点数で級が決まります。最近は、TOPIK級によって+B12単位として認めている大学も増えてきています。

日本ではハングル検定もありますが、こちらは日本独自の韓国語の試験なのでたとえ合格したとしても日本でしか通用しない試験です。韓国への留学や就職を目指している方はTOPIKを受けることをおすすめします。韓国ではハングル検定と言っても通用しないので、ただレベルを知りたいだけであればどちらでも良いと思います.

2. リスニング 듣기(トゥッキ)

聞き取り試験(トゥッキ)はTOPIKⅠは30問、TOPIKⅡは50問です。

リスニングは普段日本で生活していると実際に韓国語を聞く機会は少ないですよね。筆者はリスニング力を上げるためにひたすら韓国語を聞くようにしていました。ドラマや歌など移動時間や空き時間などをつかって耳を慣らすような練習をしていました。

TOPIKⅡを受験する方には、ラジオがおすすめです。日常会話では使わないような単語がでてくるので、内容は難しいこともありますが、ただ聞くだけでも違います。初めは意味を理解できなくても、繰り返し聞くことで自然と耳に入って生きて理解できる単語が増えていきました。

また、1週間に何回勉強すると決めてするよりも隙間時間などで毎日聞く方が確実に聞き取れるようになります。これは筆者の経験からなのですが、初めは週末だけ勉強しようと意気込んで詰め込むように勉強していた時期もありましたが、やらなきゃと思って時間を決めて勉強するより、何かをやりながらでも毎日の積み重ねが大事だと感じました。

個人差はありますので自分に合った方法を見つけてみてください。

3. リスニング 듣기(トゥッキ) 当日注意すること、意識すること

試験中には、1つ1問つの題の音声が流れる前に時間があれば先に選択肢を見ておくことができると解くスピードが速くなるのでおすすめです。聞いてから選択肢を読むとなると時間もかかりますし、まだ選んでないのにもう次の問題に進んでる…なんてこともあります。

初級、中高級、問題によって読み上げるスピードや2回読み上げてくれる問題や1回しか読み上げない問題もあるので、先に見ておくことはとても大切です。1つ問題を解き、早くわかれば次の問題が読まれる前に選択肢を読むの繰り返しです。

 

 

4. 読解 읽기(イルキ)

読解は、ひたすら読む練習をすることが大事です!どれだけ早く読めるかと単語力が問われます。過去問や問題集の読解問題をできるだけ解いて、初めはわからない単語が出てきてもとりあえず最後まで読みます。読みながらわからない単語があれば線を引いて後で調べました。

1回で新しい単語を覚えることは難しいでですが、繰り返し読み、全ての単語が理解できるまで読み込みます。読解の練習といっていきなり韓国の小説を読むのは難しいですよね。

また、過去問や問題集以外でできることは、ネットニュースを読むことです。電車などの移動時間でも読めますし、文章も長すぎないものがほとんどなので気軽に読むことができます。読む練習だけでなく、ニュースなので少し堅い表現や言い回しも学ぶことができるので、後ほど紹介する書き取り쓰기(スギ)の問題でも役に立ちます。

5. 読解 읽기(イルキ) 当日注意すること、意識すること

試験中では、わからない単語が出てきたときはその単語が良い意味なのか悪い意味なのかを考えるようにしていました。

また、接続詞がどのような意味なのかをよく考え、接続詞の後に続く文が前半部分に対して「さらに」など情報を追加しているのか、「しかし」で逆説的な意味になっているのか、「一方」など比較しているのかなど単語の意味が分からなくても何となくで内容を理解しようとしていました。否定しているのか、肯定しているのかだけでもわかれば文脈から内容を読み取ることができることもあります。

読み取ろうとするのも大事ですが、ずっと悩むより、時間も限られているのでスパッと諦めて次に進むことも大事です。直前には単語を覚えることも大事ですが、接続詞なども大きなポイントになってくると思います。

6. 書き取り 쓰기(スギ)

書き取りはTOPIKⅡでのみ行われます。ここで点数を取るのが難しいんです…。

53番の問題は300~400字で、ある程度書き方が決まっているので、覚えてしまえば点数を取るのは難しくはありません。しかし、54番はいわゆる小論文なので、自分の意見を書く必要があり、韓国語ができるできないの前に基本的な日本語力も問われてきます。

筆者の場合、練習をする時は自分の意見をまずは日本語で書きだすことから始めました。自分が何を言いたいかがはっきりしないと韓国語にすることも難しく、まとまりません。まずは日本語で書きだしてから韓国語にします。韓国語にする時に大事なのが接続詞です。言い回しも多様なので「しかし」や「一方で」、「さらに」や「そして」など使い方にも注意が必要です。ケアレスミスをしやすいのが分かち書きです。

例えば、できるの意味の할수있다(ハルスイッタ)は、「할수 있다(ハルス イッタ)」のようにスペースを入れます。特に注意しなければいけないのが、スペースがある場合とない場合で意味が変わってしまう単語です。さらに「잘하다(チャラダ)」は上手だという意味になりますが、「잘 하다(チャル ハダ)」のようにスペースが入ると「よくする」のように頻繁にするという意味になってしまいます。普段話す時はあまり意識しないこともあると思いますが、文章を書く時は注意して書かなければいけません。

作文では、語尾に気を付けなければなりません。「~スムニダ、~ヨ」を使ってしまうと減点になっていしまいます。丁寧に書くことも大切ですが、作文というより小論文と思って書いた方が良いです。また、「~だと思う」というような曖昧な表現は避け、「라고 생각한다(ラゴ センガッカンダ)だと考える」など言い切るような表現にしましょう。そして、原稿用紙の使い方にも慣れた方が良いです。当日内容より書き方で悩んで時間を使うのはもったいないので練習から原稿用紙を使って慣れておくことをおすすめします。

7. 書き取り 쓰기(スギ) 当日注意すること、意識すること

聞いたことを書く時は括弧(「」)ではなく、ダブルクォーテーションマーク(“”)を使います。これも1マスに1つずつ書いてください。数字やアルファベットを書く場合は1マスに2つずつ書いてください。また、日本と同じで行の初めに記号がくることはないので最後のマスに一緒に記号も書いてください。

書き取り問題では、確実に点数が取れるように53番の問題に集中し、残った時間で54番を解くというようなモチベーションで取り組む方が良いと思います。最後の問題で高得点を取ることも良いですが、まずは確実に点数を取ることを優先しましょう。時間は50分間なので54番には30分はかけられるようにしましょう。

また、作文は書かないよりはなるべく最後まで埋めるようにしましょう。時間がなくなってしまった場合は仕方ないですが、書かなければ最初から点数はもらえません。しかし、少しでも書いていれば、そこから誤字や原稿用紙の使い方さえ間違えていなければ点数をもらえる可能性もあります!最後まで諦めないことが大切です。

8. 当日の持ち物と注意すること

当日持っていくものは、公的な写真付きのパスポートや運転免許証などの身分証明書、受験票、小さめの時計、修正テープの4つです。

受験票は万が一紛失しても再発行はしてもらえますが、大切に保管してください。小さめの時計は、受験会場に時計がないので、もし時計がなければ時間がわからないまま問題を解くことになり、時間配分がうまくできなくなってしまうので注意です。

回答はマークシート形式で、当日配布されるサインペンで書くことになります。記入ミスがあった時は修正テープで修正します。記述式の書き取り問題では二重線で訂正することもできますが、二重線では、何度も間違えてしまうと最終的に書いた文字が何なのかわからなくなってしまうこともあるので修正テープは持って行った方が良いです。

 

 

まとめ

韓国語の勉強は楽しく自分に合った勉強法を見つけることが1番の近道だと思いますが、何を勉強したら良いか、今している勉強法以外の方法で勉強してみたいなど少しでも韓国語を勉強されている方のお役に立てればと思います。私自身TOPIK6級は合格しましたが、有効期間が2年と決まっているので次に受ける時には前回よりも点数を取れるように勉強したいと思います。勉強はモチベーションが何よりも大事だと思うので、「〇級に合格する!」というような目標よりも「〇級に受かったら〇〇をする!」などと具体的に決めると良いかもしれないですね。一緒に頑張りましょう!!

 

TOPIK特集!試験直前に確認すべき8つのポイント!

1. TOPIKとは?

2. リスニング 듣기(トゥッキ)

3. リスニング 듣기(トゥッキ) 当日注意すること、意識すること

4. 読解 읽기(イルキ)

5. 読解 읽기(イルキ) 当日注意すること、意識すること

6. 書き取り 쓰기(スギ)

7. 書き取り 쓰기(スギ) 当日注意すること、意識すること

8. 当日の持ち物と注意すること

 


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ねね

韓国にはまって8年目。韓国旅行が1番のストレス発散です!年に5回ほどは韓国旅行に行っています。ソウルだけじゃなくて最近は地方にもはまって、まだまだ行ったことがない所がたくさんあるので色々と計画しています♪ひとり旅にもよく行くのでお店の紹介や旅行で役に立つ情報など共有できたらなと思います(^^)

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