韓国の小学校事情!在住者に聞く7つの特徴!

韓国の小学校事情!在住者に聞く7つの特徴! 韓国文化

教育熱心な国として有名な韓国。毎年11月頃に行われる「수능(スヌン、日本で言うセンター試験)」の日に受験生がパトカーに乗せられて行く光景などは日本でもおなじみですよね。でも実際に韓国ではどのような教育が行われているか知らない方がほとんどではないでしょうか。

韓国では高校どころかそのもっと前、幼稚園や小学校から本格的に塾通いが始まり、熾烈な教育戦争の渦へと巻き込まれていきます。そこで今回は韓国の小学校に焦点を当てて韓国の学校・教育事情についてご紹介します。

韓国在住でもなかなか知ることができない韓国の小学校事情。特に日韓夫婦の方で韓国で子育てをする可能性がある方は参考にしてください!

 

韓国の小学校事情!在住者に聞く7つの特徴!

 

1. 韓国の小学校にも公立・私立がある!


最近日本ではお受験ブームで小学校受験をする家庭が増えてきていますよね。受験戦争が激しい韓国、てっきり日本と同じく小学校のうちから受験戦争があるのかと思いきや、実はほぼありません。と言っても韓国の小学校が全て公立というわけではなく私立も存在します。

全国で5,000校以上ある小学校のうち私立小学校は76校(2019年6月時点)で、半分以上である39校がソウルに位置しています。日本でもそうであるように、韓国でも私立だからと言って全てが名門であるわけではありませんが、有名な私立小学校は政治家や有名スポーツ選手、芸能人などの子供が通っているケースが多いようです。

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2. 私立小学校入学の合否は抽選で決まる!?

日本で私立小学校に入るには基本的にお受験をしなくてはいけませんが、韓国には小学校受験はありません。では私立小学校にはどのように入学するのか気になりますよね。

なんと韓国の私立小学校の入学合否は「抽選」で決まるんです。とてもシンプルですよね。毎年秋頃になると各学校で入学説明会が開かれます。11月頃には学校ホームページで募集要項が掲載されるのでそれに基づいて入学願書を提出し、抽選日当日に子供と一緒に抽選会場に訪れる…というのが一般的な流れです。

 

3. 私立小学校の授業料は平均月100万ウォン程度

韓国にも私立小学校があると分かったところで、気になるのは授業料などの諸々の費用ですよね。

まず公立小学校の場合は給食費も含めて無償です。これは嬉しいですね。そして私立小学校の場合。もちろん学校によって差はありますが、平均月100万ウォン(放課後の課外授業や特別授業も含む)ほどです。

ちなみに全国で一番学費が高いのはソウルにある泳薫(ヨンフン)小学校で、年間1,157万ウォンです(放課後の活動費や制服代は含まれない)。公立小学校と比べるとかなりお金がかかる印象ですが、その分公立と比べて様々なプログラムやイベントがあるので相応の学費と言えるかもしれません。

 

4. かばんは自由!茶髪もOK!携帯も持参可!

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では韓国の小学校について更に詳しく見ていきましょう。まず日本の小学校と大きな違いはかばんが自由なことでしょうか。

韓国の小学校は特にかばんについての規定はないので、教科書が入るサイズであれば基本的に自由です。ほとんどの小学生はリュックを背負って通っています。数年前日本のランドセルが流行したのもあり、今でも時々ランドセルを背負っている小学生を見かけます。

また、髪型等の校則も特にないので髪を染めてもOKです。アイドル顔負けのグラデーション(毛先がピンクなど奇抜な色)に染めている小学生もたまにいます。

そして韓国では小学校低学年の頃からスマートフォンを持つのが一般的になっており、学校に持って行くのもOKです。というのは、習い事で帰宅時間が遅い子が多く連絡手段として持たせざるをえないんだそうです。もちろん授業中の使用は禁止されているので、学校によっては始業前に先生に預けるというところもあるようです。

 

5. 英語は小学校3年生から本格的に開始!韓国は基本的に先取り教育

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小学校の授業内容も気になりますよね。まず大きなポイントは小学校3年生から本格的に英語の授業が始まる点でしょう。しかしほとんどの小学生は英語の塾に通うなどしてそれまでに英語を学び始めていることがほとんどです(保育園や幼稚園でも英語の授業があります)。

韓国は基本的に先取り授業で大半の子供たちが塾で上の学年の学習内容を学んでいるのが現状で、学校の方でもそれが前提で進んでいくことが一般的なんだそうです。例えば韓国の小学校では入学前にハングルの読み書きができることが前提になっている場合がほとんどです。

イメージとして、日本では国によって決められたカリキュラムに乗っ取って授業内容・時間が決められていきますが、韓国では各学校または先生個人の裁量が大きく、先生によって各科目の時間や内容等にかなりのバラつきがあります

また、日本では運動会や音楽会などの行事があり、それに向けてかなりの期間練習しますが韓国ではそのような行事が日本と比べて少なく、あっても基本的に練習しません。その日限りでただ楽しむという感じです。また、体育においては学校でプールの授業がなく、体操服がない学校も結構あります。

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6. 給食当番は存在しない!掃除場所も教室のみ!?

韓国では給食当番だったり掃除当番というのが存在しません。給食は教室ではなく給食室と呼ばれる学食のような場所で食べます。そこでステンレス製の器を持って並び、順番に給食のおばさんたちがご飯を器に盛ってくれる…というのが一般的です。また学校によっては給食室の部屋が狭くて学年ごとに1部と2部に分けて食べるところもあります。

また、掃除においては自らの教室のみ行い、その他のエリア・教室は業者に頼むのが一般的です。教室を掃除すると言っても雑巾は使わず簡単に机の上を小さなブラシで掃いたりするだけ。学校によっては給食の配膳や掃除を親がしなくてはいけないところもあります…。

 

7. 夏休みや冬休みの期間は各学校によって微妙に違う!

日本の小学校と大きく違うもう一つの点は、夏休みや冬休みの期間が各学校で微妙に違うところでしょう。

日本では地域ごとに長期休みの開始日と終了日が同じだと思うのですが、韓国では各学校の校長先生の裁量に任されています。例えば自分が通う学校はまだ学期期間中なのに隣の学校は夏休みに入っているといった具合です。

また、夏休みの期間はほぼ日本と同じで7月下旬から8月中旬までですが、冬休みは1月初めから2月末までと、丸々2ヶ月もあり結構長いです。(従来2月に1週間だけ通う時期がありましたが最近はそれをなくす学校が増えてきています)この長期休みを利用して日本の小学校の3学期に体験入学する韓国在住の日韓ハーフの子供たちもいるんですよ。

 

 

まとめ

いかがでしたか?
小学校入学前にはハングルを習得しているのが基本だったり3年生から本格的に英語の授業が始まったりするのは、いかにも教育熱心な韓国らしいですよね。

韓国の小学校は9時から始業なのですが、これは元々8時からだったのが習い事で夜遅く寝る子が多いからという理由で変更になったんだそうです。また授業は4時間目や5時間目で終わるので早い日は13時ごろには家に帰ってきます。ママ達からしたらもう少し遅く終わってほしいのが本音かも!?笑

日本と似てるようで実は全然似ていない韓国の小学校事情でした。

 

韓国の小学校事情!在住者に聞く7つの特徴!

1. 韓国の小学校にも公立・私立がある!

2. 私立小学校入学の合否は抽選で決まる!?

3. 私立小学校の授業料は平均月100万ウォン程度

4. かばんは自由!茶髪もOK!携帯も持参可!

5. 英語は小学校3年生から本格的に開始!韓国は基本的に先取り教育

6. 給食当番は存在しない!掃除場所も教室のみ!?

7. 夏休みや冬休みの期間は各学校によって微妙に違う!

 

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