韓国旅行に行く際、現地でクレジットカードの使える場所、使えない場所を事前に把握しておけば、現金も最低限だけ両替すればいいし、いざという時に安心ですよね。

韓国はカード文化が発達しており、日本円をたくさん両替しなくても大丈夫です。また、老若男女問わずカードも使用しているので、セキュリティ面では安心です。ただし、海外ということもあり、注意も必要！

そこで今回は、現地在住の筆者が、韓国の現金での支払いやクレジットカードの使用について、注意点を交えてご紹介します。ぜひ韓国旅行での参考にしてください。

韓国で現金とクレジットカードの7つのおすすめ使い分け術！

1. 韓国でもクレジットカードは使える？

韓国はカード文化が発達しており、通帳を作るとキャッシュカードにも必ずデビット機能が付いてきます。そのため、現地の人はあまり現金は持ち歩いていません。日本よりも多くの場所でカードを使うことができ、少額決済も可能なため、とても便利です。

また、田舎では使えないのでは？という心配もご無用。全国各地、どこでもカード払いが主流です。

2. クレジットカードが使える場所は？

使用できるところには、各カードブランドのシールが貼られています。レストランやコンビニ、カフェ、その他にタクシー、出前などもカードの使用が可能です。ほとんどの場所で使用できると考えて問題ありません。

もし、使用できるかわからない場合でも、ポータブルの決済機を持っている可能性があるので、カードを渡してみると意外に計算できることもあるので試してみてくださいね。

3. クレジットカードが使用できない場所は？

露天や屋台、自動販売機では、カード決済はできません。屋台で食べ物を注文したのに、現金がなくてトラブルになったということもあるので、あらかじめカードは使用できない場所であることを、覚えておきましょう。屋台や露天は直接目に触れるため、購買意欲がそそられるものです。少額の現金は持っているようにしましょう。

4. 現金払いが好まれるケース

カードで支払う場合は、お店側に手数料が発生するため、たまに嫌がられることができます。しかし、現金払いでないと断られるということはありません。ごく稀にですが、外国人は現金払いのみと記載されいてる店舗があるので、お店に入る前に注意書きがないか見てみるようにしてください。

また、洋服の卸問屋が集まる東大門エリアでは、現金払いする条件で値引きしてくれることがあります。お得にショッピングできる場合があるので、東大門エリアでショッピングの予定がある方は、東大門エリア用の現金予算をたてるのも良いですね。

5. カード払いでも割り勘決済可能！

グループで食事し、割り勘で払いたいのに、現金が足りないという場合がありますよね。そんな時はお店の人に別々の支払いにしてほしい旨と伝えると、割り勘後の金額でカード決済できるようにしてもらえます。

ただし、韓国では１人がまとめて支払い、他の人は次のお店で支払うというのがベター。割り勘に対応していないお店もあり、不思議な顔をされることもありますが、支払いの文化が違うので、ご理解くださいね。

多く対応しているエリアは、大学周辺の繁華街。学生たちは割り勘にすることが多いので、お店側から別々に計算しますか？と聞かれることもあります。

6. レシートは確認するようにしましょう

ごく稀にレストランで食事をした際、知らないうちに食べていないものまで追加注文したことになっており、気づかないうちにお金を支払っていたという場合や、１人分の値段を２人分で計算されていたという詐欺まがいの行為が見受けられます。海外ではありがちのカード被害になりますので、韓国でも注意が必要です。被害にあった場合にすぐに対応するためにも、購入したらレシートを見て、金額が間違っていないか確認するようにしましょう。

もし、被害にあった場合、韓国語ができないからと諦める必要はありません。韓国では日本語でサポートをしてくれる機関も多いので、ソウルグローバルセンターに相談に行ったり、帰国した後でも観光苦情センターに申告することで対応してもらえます。後から行く観光客の方のためにも、被害にあったら申告するようにしましょう。