韓国の反日文化!現地の日本人が感じる6つの現実!

韓国の反日文化!現地の日本人が感じる6つの現実!韓国文化

歴史的に様々な問題を抱えている日本と韓国。「近くて遠い国」とも言われるように、隣国でありながら、それぞれの立場で主張をぶつけ合い、穏やかな関係が築けずにいます。このように国同士の関係が悪化する一方、韓流ブームが再来するなど、個人レベルでは韓国に興味を持つ人が増え続けています。

そこで今回は、韓国に実際住んでいる筆者がリアルに感じている現実をお伝えします。

 

韓国の反日文化!現地の日本人が感じる6つの現実!

 

1. 韓国の学校では歴史をどのように教えるのか?

韓国の反日文化!現地の日本人が感じる6つの現実!1

韓国では幼稚園でも歴史教育の一部として、「独島(竹島)」は韓国の領土だと教えます。筆者の友人(日本人夫婦)の子供も韓国の幼稚園で「独島は私達の領土」という歌を習い、家で披露したそうです。幼稚園の段階では理論的な部分は教えませんが、日本について子供達は認識するようになります。

小学校以降になると、歴史の教科書では日本の植民地時代の内容がかなりのページを占めています。歴史的に重要な転換期でもある為、多くの内容を盛り込んでいるようです。ただ内容的にはやはり日本は加害者として記載される為、嫌悪感を感じる人がいることも確かです。

最近では、昔より日帝時代についてのページがかなり減ったそうですが、日韓の外交問題が深刻化した場合など、政治的な影響によって、歴史教育も改定されていくかもしれません。

2. 反日感情が高まる時期

韓国では、日本からの独立、解放を祝う記念日が国民の祝日となっています。日本でも終戦記念日が近づくと、テレビで特集を組んだり、戦争に関するドラマや映画がたくさん放送されますよね。韓国も同じで、ドキュメンタリー番組が増えたり、当日の式典が中継されたりします。

・8月15日(光復節):
日本では終戦記念日にあたりますが、韓国では日本の敗戦により、植民地支配から解放されたことを記念する日です。「光復」とは「失われた光を取り戻す」という意味です。

・3月1日(三一節):
日本の支配に抵抗する全国的運動、「3・1独立運動」が起こったことを記念する日です。

どちらも韓国では重要な記念日で、政府主催の式典が行われ、大統領の演説に注目が集まります。

また、街中でも前日や当日に、関連したイベントや集会が開かれることが多いです。在韓日本大使館からも注意するようにとのメールが送られてきますが、日本人がやたら攻撃されるとか、旅行に行くのは危険といった状況までにはりなりません。観光地も普段と変わらない様子です。

3. 日常の中に見る反日

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テレビの番組と番組の間に広告が表示されることがあり、「独島(竹島)は私達の領土」という広告になっていたことがありました。ドラマや映画で、日本軍や日本人が敗れるシーンがやたら強調されているなと感じることもあります。

また筆者が住んでいる近所の公園には「慰安婦少女像」が設置されていて、像の後ろに日本軍と慰安婦少女の様子が描かれた壁画もあります。日本人としては、その前を通ると何となく気まずい気持ちになるのですが、そこで反日集会が開かれるとか、日本人とわかって攻撃してくる人は見たことがありません。むしろ個別に聞くと、「子供も遊ぶような公園に、設置するなんて」と嫌悪感を抱く韓国人もいました。

このように日常で反日的なものを垣間見ることはあっても、個人の思いとは別ということでしょう。

 

 

4. 歴史問題についてどう答えるか

見ず知らずの韓国人に、日本人だからと歴史問題についてふられることはそうありません。家族や親しい友人の間で、たまたまニュースを見ていたりして、話題にすることはあります。

筆者が日本語教師をしていた頃、韓国人の生徒に「日本人はすみませんとよく言いますが、歴史的なことは謝りません。」と言われました。こういった場合、「日本が韓国に対して行った歴史的事実は消せませんが、よく話し合って、穏やかな関係を築けたらいいですね。」などと、軽く、客観的に答えるようにしています。

本気で議論したい場合や親しい人間関係があれば、もっと深く話し合うこともあります。ですが、万が一知らない韓国人に突然ふられたり、攻撃的な雰囲気を感じた場合、不用意に謝るとヒートアップする可能性があります。

正しい答え方であるかはわかりませんが、理論的に話し合う準備がこちらにない限り、客観的な意見で返した方が無難だと思います。

5. 国と個人は別と考える

実際に生活していて、日本人だからと差別されたりすることはありません。幼稚園や小学校の日韓ハーフのお子さんの場合で、友達から「日本嫌い」と言われた例を聞いたことはありますが、先生や親御さんがフォローをしてくれることが多いです。またいじめを受けたとか、子供同士や親同士の関係が悪くなったという話は聞きません。

筆者の姪も幼稚園で日本に関する歴史を習った際、姪のお母さん(義妹)が「日本は昔悪いことをしたけど、伯母さんには関係ないんだよ。」といったフォローをしてくれていました。

学校では国と個人とは別であると教えているようですし、知る限り、家庭でもそう教えていることが多いと感じます。むしろ、お店などでは日本人とわかると興味を持って、知っている日本語で話しかけてくれたり、サービスをしてくれることもあります。

6. 日本を先進国と尊敬する韓国人

多くの反日ニュースが流れていても、実は日本文化や日本製品が好きで、「先進国」として尊敬している韓国人も多いです。歴史的なこととは別でとらえているようです。筆者の周りでも、日本のアニメや映画、食べ物が大好きだという人も多いですし、公共マナーや安全に対する意識について、日本は素晴らしいとよく言われます。

また教育についても、日本は韓国より個性を尊重して、選択肢が多いと感じるそうで、「日本で教育を受けさせたい」という日韓ハーフの親御さんも多いです。学歴重視の韓国では、部活動や趣味を楽しむ暇はなく、ただ受験に向けて勉強だけに集中します。こういった教育を残念がり「だから先進国になれないんだ」と言う韓国人もいます。

 

 

まとめ

歴史問題などのニュースが流れる度に、筆者も家族や友人から危険な目にあうのではないかと心配されます。過激な部分だけが報道されると、現地にいない人にとっては、韓国の全国民が強い反日感情を持っているのではないかと思ってしまいますよね。

実は政府の支持率が下がると「反日」をアピールすると言われていて、マスコミも煽ることがあるようです。しかしそれよりも、経済問題や雇用問題などもっと深刻な問題があると、反日報道に疑問を抱く韓国人も少なくありません。

切り取られた報道からは見えない個人の思いがあります。あなたも全ての人が反日であるという偏見や先入観を持たずに、韓国や韓国の方に接してみてください。

 

韓国の反日文化!現地の日本人が感じる6つの現実!

1. 韓国の学校では歴史をどのように教えるのか?

2. 反日感情が高まる時期

3. 日常の中に見る反日

4. 歴史問題についてどう答えるか

5. 国と個人は別と考える

6. 日本を先進国と尊敬する韓国人

 


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