韓国の保育園事情!在住者に聞く6つの特徴!

韓国の保育園事情!在住者に聞く6つの特徴!韓国留学・移住

日本で国際結婚率1位の国、韓国。韓国に結婚して移住するとなると、いつかは韓国で子育てをすることになる方もいますよね。出産は里帰りができるけど、保育園に預けるとなると現地で見つけて手続きすることになります。韓国では保育料や支援などはどうなっているのでしょうか。

そこで今回は、韓国の保育園事情について詳しくご紹介します!

 

韓国の保育園事情!在住者に聞く6つの特徴!

 

1. 韓国の保育園は日本とここが違う


韓国で保育園はオリニチプと呼ばれています。韓国語で子供の家という意味。基本的に日本と同じようなシステムになっており、登園後に室内や屋外で遊んだり、時には教育プログラムを受けたり、お昼を食べてお昼寝をしておやつを食べてという内容になっています。

日本と異なるのは、制服がないところ。日本では集団生活や衣服の着用、お片付けの勉強のために、制服を設けているところも多いですが、韓国では制服はありません。通園バックも特に指定はされていないので、高いお金を払って用意する必要がないのは、親としてはとても助かるところですね。

また、韓国らしいところと言えば、子供といえど給食にはキムチが出てくるところ!最初はリンゴのキムチなど辛味のない甘いものから始めるようですが、小学校に上がる頃には普通のキムチも食べれるようになっています。

2. 保育料の補助が受けられる

韓国では2012年に0~2歳児及び5歳児を対象に、保育料を補助する制度が始まりました。その後、2013年からは3~4歳児も補助対象に加わり、家庭で子育てを行う場合にも、別途手当が支給されるようになりました。

補助額は保護者の所得とは関係がなく、年齢に応じて異なります。保育園に預ける場合は、月220,000~441,000ウォン(約2万2千円~4万千円程)。家庭養育の場合は、月に最大200,000ウォン(約2万円)を受け取ることができます。送迎バスを利用したり、特別プログラムを受けたりしなければ、保育料のほとんどをカバーできるようになっています。

3. 共働きかどうかに関係なく、預けられる

June 13, 2018 I’ve been slowly coming back to the world after hiding for a bit to recover. Had a day off today from work, so I went and surprised my (former) Honeybee girls. I’ve missed these four beautiful, sweet, intelligent, hilarious, and absolutely lovely girls. I think I created deep bonds with them and with my co-teacher in our year together because although I’ve taught others before them, I truly came to love teaching and grew so much because of these sweethearts. They eagerly read their book to me and I felt so proud of how much they’ve grown and have learned. #Honeybeegirls #iwouldgiveanythingtospendadaywiththem #mybabies #mypridesandjoy #teaching #koreankindergarten #seoul #southkorea #한국 #허니비 #우리애기들 #서울 #韩国 #首尔 #我的女儿孩子们 #英文的老师

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韓国では共働きでなくとも、子供を保育園で預かってもらうことができます。もちろん入園の優先順位は共働き家庭からとなってはいますが、空きがあれば専業主婦の家庭でも問題なく預かってもらうことができます。そのため、日本の保育園のように買い物袋を提げてのお迎えは控えてくださいといったルールもありません。

また、預けている時間帯に何をしていようが自由なので、ジム帰りであろうが、犬の散歩帰りであろうが、特に嫌味を言われたりということはありません。専業主婦とは言えど、家事をしながら育児をするのはなかなか難しいもの。専業主婦の家庭でも預けられる制度はとてもありがたいですね。

 

 

4. 保育園の見つけ方

日本と同じように、公立の保育園と民間の保育園があります。人気があるのは公立の保育園で、公立と民間では保育士免許が異なるので先生の保育レベルが高く、国からの補助金により給食や施設なども、良いものが使われているという理由です。

最近は民間の保育園でも保育やサービスの質を上げてきており、先ほどの記事でも申し上げた通り補助金で大体カバーができるので、公立かどうか選ばず預けているという方も増えています。

公立の保育園は場所が決まっていますが、民間の保育園は高層マンションにお住まいであれば、マンションの1階に入っていることが多いので、送り迎えがとても楽という特徴もあるようです。

また、保育園の申請はインターネットで行うようになっており、「アイサラン」というアプリを利用すれば、近隣の保育園の検索から申請、入園後の諸費用の支払いまで一括で管理できるようになっています。

5. 国際結婚の家庭は優遇される!


韓国では国際結婚した家庭のことを多文化家庭と呼んでおり、移住してきた外国人が暮らしやすいように、様々な面で優遇措置が取られています。保育園でいえば、入園が抽選となった場合、他の家庭よりも優先順位が上となります。

優先順位の付け方は加点方式なのですが、多文化家庭の加点項目があるので、それだけで他の韓国人家庭より入園できる可能性があがります。移住してしばらくは、生活環境に慣れたりすることだけでとても疲れるもの。ありがたい制度なので、ぜひ利用していきましょう。

6. 韓国語ができない人もサポートしてもらえる

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多文化家庭をとても大事に扱ってくれる韓国。もし韓国語ができない人でも、入国管理事務所に行けば子女教育についての日本語冊子が置いてあったり、「danuri」という国が運営しているサイトがあり、詳しい手続きや制度について日本語で説明してくれています。

コールセンターには、通訳支援というサービスもあるので、教育機関等に連絡するときもサポートしてもらえるので、韓国ができないからと不安にならなくてもとても安心です。

 

 

まとめ

筆者も韓国に結婚して移住した一人なので、いつか子供ができたら韓国で子育てを行うことになります。韓国語はできるできないに関わらず、文化や考え方が異なる外国での子育ては不安になりますよね。

韓国では子供を連れていると話しかけられたり、困っているとどこからともなくお手伝いしてくれる人が現れたりと、子供はみんなで育てるという文化が日本より残っているように感じます。また記事にもあったように行政の外国人サポートも充実しているので、遠慮せずに利用して元気なお子さんを育ててくださいね!

 

韓国の保育園事情!在住者に聞く6つの特徴!

1. 韓国の保育園は日本とここが違う

2. 保育料の補助が受けられる

3. 共働きかどうかに関係なく、預けられる

4. 保育園の見つけ方

5. 国際結婚の家庭は優遇される!

6. 韓国語ができない人もサポートしてもらえる

 


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